今回は、「すみっコぐらし はじめてのソーイングキット」を年長児と作ってみたレビューをご紹介します。
はじめてのソーイングキットの特長は、下記の通りです。
- 型紙を写して裁断する最初の手間のかかる作業なしでかわいいキャラクターグッズが作れる
- カット済みのフェルトに、糸を通す穴があいている
- ケガをしにくいプラスチック針、布の色に合わせた刺繍糸付き
- キーホルダパーツ付きで、完成後も楽しめる
- 対象年齢6歳以上だが、説明書通りにひとりで作るなら低学年が目安
お子さんが裁縫に興味がある、幼児から巧緻性を高める活動がしたい方はぜひチェックしてみてください。
ほかのシリーズはこちらで確認できます。
関連 ダイソー300円ショップTHREEPPYで買える子ども用手芸キット
「すみっコぐらし はじめてのソーイングキット」の中身
こちらが「すみっコぐらし はじめてのソーイングキット」の中身です。
キットは1つ税込550円。
「③ねこ ざっそう」のキーホルダーが作れます。
裏面には完成イメージと、セット内容が書かれています。
実際の中身はこんな感じ。
カット済みで糸を通す穴が開いたフェルトと布の色に合わせた糸、さらに、プラスチック針やキーホルダーパーツ、綿もセットになっているので材料を買い足す必要はありません。
細かいパーツも手で簡単に外せます。
ご家庭で用意するのは糸切ばさみのみ!
作り方説明書の説明も丁寧です。
- 完成イメージ(前と後ろ)
- 玉むすび(縫い始め)、玉止め(縫い終わり)
- イラスト入りの作り方
- 並縫い、本返し縫い、かがり縫いのやり方
など、裁縫ビギナーや、小さなお子さんでも分かりやすい内容となっています。
かがり縫いについてすっかり忘れていたので、縫い方を動画で確認したりしました。
年長児と「すみっコぐらし はじめてのソーイングキット」にトライ
今回、「すみっコぐらし はじめてのソーイングキット」を年長の子どもと作ってみました。
結論から言うと、ほとんど親がやりましたーーー。
最初は、
- 玉結び、玉止めを代わりにおこなう
- パーツごとに使う糸を渡して、糸を穴に通すことをメインでやってもらう
こんな感じで共同作業できるかなと思ったのですが、後述のように穴から玉結びが抜けやすいため、途中で親も教えながらやるのが面倒になってしまい、針の抜き差し、綿詰めぐらいしかやってもらっていません。。
こちらは、プラスチック針と刺繍糸です。
まずは、ねこの顔を刺繍していきます。
玉結びをした糸をプラスチック針に通し、裏から針を出します。
縫うのは1針分ですが、6~8回同じ場所を重ねて目を刺繍します。
玉止めをして目のひとつが完成なのですが、ここでトラブルが…。
刺繍をするたびにどこかしらの玉止めが抜けてしまうので、とても子どもだけでは作業を進められません。
玉結びして1回切ってしまった刺繍糸を再び玉結びをするのも非常に困難…。
だんだん(大人が)イライラしてきます。。
しかたないので、玉止めをした場所に手芸用ボンドで固定する荒業をやってみましたが、ボンドのフタが取れてドバっと出てしまいボンドが広がってしまいました…。
ねこの失敗を踏まえて、ざっそうは「玉止めを極力減らす作戦」にでました。
目と口をつなげて縫い、瞬間接着剤で固定します。
しかしながら、今回使ったセメダインの瞬間接着剤が穴から表にもれてしまい、接着剤は乾くと白濁するという仕上がりに…。
玉結び・玉止めさえ抜けなければそんなに難しい作業じゃないのに…。
ねこの裏側はすごいことになってますよ…。
ようやく完成に近づいてきました。
どうしても抜けそうな玉止めはボンドで固定してから次の作業に進むとしたため、3日くらいかかりました。
最後、ねこの表を裏を合わせてかがり縫いをする工程も前にざっそうがいるので、どの穴に通したらいいのか結構迷います。
かがり縫いでは安定感がなかったため、独断でブランケットステッチで仕上げました。
たぶん、ざっそうは一緒にかがらないんだろうな~と思いつつ、まとめて縫ってしまいました。
ねこの目も裏の糸が透けてしまっています。
なんとか完成しましたが、個人的には手芸が得意ではないとはいえ大人でも難しかったなという感じです。
子どもも「大変そうだったね」と、積極的に裁縫をやりたくなるツールではなかったようで。。
(親が不器用なせい??)
ちょっとトライするのが早かったかもしれません。
まとめ:親切なキットだが、穴から玉止めが抜けやすい
今回は、今回は「すみっコぐらし はじめてのソーイングキット」を年長児と作ってみたレビューをご紹介しました。
次こそは上手に作りたいです。(親が)
内容は変更している場合がありますので、最新情報は公式サイトにてご確認いただけますと幸いです。